シナプス減少が過剰に起こって統合失調症が生じうる

 約1%は発生するメジャーな障害、統合失調症では脳のシナプス数の減少が指摘されることがあります。一方、発生後、発達期にかけて、シナプス刈り込み(剪定)が行われることもよく知られています。脳は過剰なシナプス接合をつくり、不要なものを刈り込んでいくことで、必要なつながりを強化する、それが発達であろうと考えられています。
 さて、↓は、シナプス剪定にかかわる補体第4成分(C4)遺伝子のC4Aの発現上昇が、MHC遺伝子座と統合失調症の関連を強めることを示したもので、補体の過剰活性化が統合失調症の発症にかかわる可能性を示唆します。
Nature. 2016 Jan 27. doi: 10.1038/nature16549. [Epub ahead of print]
Schizophrenia risk from complex variation of complement component 4.
Sekar A, Bialas AR, de Rivera H, Davis A, Hammond TR, Kamitaki N, Tooley K, Presumey J, Baum M, Van Doren V, Genovese G, Rose SA, Handsaker RE; Schizophrenia Working Group of the Psychiatric Genomics Consortium, Daly MJ Carroll MC, Stevens B, McCarroll SA.

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