高齢者が車の運転を止めると認知機能が低下する

 高齢者の高速道路逆走やアクセルとブレーキの踏み間違いなどが目立ってくると、運転免許更新時の認知機能チェックは必須だと思えるし、高齢者は運転を控えたほうがいいんじゃないかと思えてきます。
 一方で、高齢者が運転を止めると、心身の健康が低下するとの報告も多く、悩ましい事態です。コロンビア大のGuohua Liらは、運転を止めた高齢者と、続けている高齢者を比較した16件の研究をレビューしました。結果、運転を止めたときの年齢や心身の健康状態などの因子を考慮しても、高齢者が運転を止めると抑うつが悪化する確率が2倍になり、身体機能の悪化や記憶力・知的能力の低下の加速もみとめられたとか。また、運転を止めた人は3~5年以内に死亡する確率も高かったそうです。
 運転は脳トレにもなるし、あちこち出かける自由はだいじ。さりとて社会安全も無視できないわけです。
Driving Cessation and Health Outcomes in Older Adult
Journal of the American Geriatrics Society. 2016 Jan 19; doi: 10.1111/jgs.13931.
Stanford Chihuri, Thelma J Mielenz, Charles J DiMaggio, Marian E Betz, Carolyn DiGuiseppi, Vanya C Jones, Guohua Li

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