時代が巡ると有利な進化が不利になる

 シベリヤ北部、北極圏の人々の68%に認められ、他の人口集団では観察されない、CPT1A遺伝子の変異は、低血糖や乳幼児期での死亡のリスクを高めてしまうらしい。
 そもそもこの変異は、肉に多く含まれる長鎖脂肪酸がミトコンドリアで酸化されるのを調整する変異で、海の哺乳類を主とする肉食生活を送るには役に立っていたらしいのですが、現代ではその有利な変異が不利をもたらしているらしいのです。
 こういうことは多々あります。いわゆる肥満遺伝子(節約遺伝子)も氷河期を乗り越えるための脂肪蓄積に役に立ちましたが、いまではメタボリックのもと。。。。。
A Selective Sweep on a Deleterious Mutation in CPT1A in Arctic Populations. The American Journal of Human Genetics. Online Now Articles

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