日焼けがくせになるのは(なるんだ!)、βエンドルフィンのせい。

 その昔、われわれはパチンコ中の血中物質を調べ、大当たり時に多幸感や鎮痛作用にかかわるβエンドルフィンの分泌が増すこと、またその程度がヘビーユーザー^程大きいことを見出した。
Physiological changes in Pachinko players; beta-endorphin, catecholamines, immune system substances and heart rate. Shinohara K, Yanagisawa A, Kagota Y, Gomi A, Nemoto K, Moriya E, Furusawa E, Furuya K, Terasawa K. Appl Human Sci. 1999 Mar;18(2):37-42.
↓によれば、日焼け好き、日焼け依存?にもβエンドルフィンがかかわるそうだ。紫外線(UV)を浴びると、表皮角化細胞でプロオピオメラノコルチン(POMC)がつくられ、そこからか色素を沈着させるメラニン細胞刺激ホルモンが分泌されるが、その過程でβエンドルフィンが発生し、このβエンドルフィンによってUVを求める依存様症状がもたらされるそうだ(マウス実験)。また、UVにはエンドルフィンの受容体(オピオイド受容体)を介して鎮痛作用をもたらす働きがあり、この受容体を阻害すると、鎮痛効果が失われる。紫外線を浴びると痛くないということらしい。
Cell. 2014 Jun 19;157(7):1527-34. doi: 10.1016/j.cell.2014.04.032.
Skin β-Endorphin Mediates Addiction to UV Light.
Fell GL, Robinson KC, Mao J, Woolf CJ, Fisher DE.


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