ほお、ビタミンEなどの抗酸化剤はDNA損傷を減らすが、がん細胞の自殺をうながすp53を減らしガン促進

 身体の老化やガン化には活性酸素による細胞やDNAの酸化が関係する。そのため抗酸化剤のビタミンEやN-アセチルシステイン(NAC)が老化、ガン化の予防で期待されてきた。実際、DNA損傷を減らしてくれる。しかしDNAの損傷を減らすがために、DNAが損傷したら、細胞内でDNAを修復し、いきすぎると細胞増殖を停止させアポトーシスなどの細胞増殖サイクルを抑制を制御するp53遺伝子の発現を低下させてしまう。そのため、↓のマウス実験で、肺癌進行を促してしまうことが示された。p53の体細胞変異は腫瘍がだいぶ進行してから生じるので、抗酸化剤は喫煙者等の高リスク集団の前癌病変や初期腫瘍の増殖を促すかもしれないというのが、↓の研究者の意見。
Sci Transl Med. 2014 Jan 29;6(221):221ra15. doi: 10.1126/scitranslmed.3007653.
Antioxidants accelerate lung cancer progression in mice.
Sayin VI, Ibrahim MX, Larsson E, Nilsson JA, Lindahl P, Bergo MO.

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