効くよと言われた方が効く、うまいという情報があった方がうまい。思い込みのある人生の方が幸福?

 片頭痛患者66人を対象にした実験で、薬剤名Maxalt(rizatriptan)を表示した偽薬(プラセボ)と、プラセボと表示されたMaxaltの鎮痛効果は同程度だったそうです。また、プラセボと表示されたプラセボでも何もしないよりは痛みの緩和が認められたそうです。痛みのマスキングにかかわると思われるドーパミン神経はだまされやすいので、高い価格のワインはおいしいと評価されやすいといった報告もあります。パーキンソン氏病の治療ではシャムがやたら効くことも知られています。
 ここで問題なのは正しさと効用の関係です。だまされている方が痛みは治まりやすいし、おいしさもアップ。ならばだまされている方が幸せ?食品偽装のめんどくさい側面です。偽装はすぐれた?調味料。
Sci Transl Med. 2014 Jan 8;6(218):218ra5. doi: 10.1126/scitranslmed.3006175.
Altered placebo and drug labeling changes the outcome of episodic migraine attacks.
Kam-Hansen S, Jakubowski M, Kelley JM, Kirsch I, Hoaglin DC, Kaptchuk TJ, Burstein R.
Author information

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック