写真を撮るならズームで。

 フェアフィールド大のヘンケルらは美術館ツアーで写真を撮る場合と、写真を撮らず観察する場合で、見たものやその詳細についてどれだけ覚えているかを調べたそうです。その結果、写真を撮らない人たちの方が見たものもその詳細もよく覚えていました。写真を撮ることは対象をよく観察することを怠ることにつながり覚えていないというわけです。
 一方で、写真を撮るときにズームを使うと、より詳細に見ようとして注意が高まるためなのか、見たものやその詳細をよく覚えていたそうです。旅先などでもその中身を心に刻みたければ、写真を撮らないか、撮るならズームで、がおすすめのようです。もっとも、あとで思い出すには写真は抜群の力を持ちますから、バランスと言えばバランスですな。
Psychol Sci. 2013 Dec 5. [Epub ahead of print]
Point-and-Shoot Memories: The Influence of Taking Photos on Memory for a Museum Tour.
Henkel LA.

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