社交性の快感はオキシトシンとセロトニンの協調による

 オキシトシンは信頼ホルモン、愛着ホルモンなどとも呼ばれ、互いのかかわりや社交性にかかわることが知られています。またオキシトシン神経はドーパミン神経に巻き付き、ドーパミン神経を活性化させることを介して快を感じるメカニズムが考えられてきました。
 しかし↓の研究で、オキシトシンはセロトニン神経の起始点である背側縫線核への作用を介して側坐核へセロトニンを放出させ、そのセロトニン放出が社交に伴う喜びをもたらすことがマウスの実験で示されました。またオキシトシンによってシナプスが可塑性を増す(新たなつながりを獲得するなど)ことには側坐核における5-HT1B受容体の活性化が必要であり、その阻害は社交に伴う喜びを奪うことが示されました。
Nature. 2013 Sep 12;501(7466):179-84. doi: 10.1038/nature12518.
Social reward requires coordinated activity of nucleus accumbens oxytocin and serotonin.
Dölen G, Darvishzadeh A, Huang KW, Malenka RC.
Source
Nancy Pritzker Laboratory, Department of Psychiatry and Behavioral Sciences, Stanford University School of Medicine, 265 Campus Drive, Stanford, California 94305, USA.

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