介護予防、介護事業にはアミューズメント業界の参入が必要だ

 広島で介護予防事業を運営している「キャリアセンター」と「おかえり」、それからぱちんこ店、ゲームセンターなどを運営しているプローバグループとがコラボして、アミューズメントを介護に生かす試みを始めた。デイケアにぱちんこ、スロット、アーケードゲーム、ダーツ、ルーレット、ブラックジャックなどを生かす試みだ。
 その内覧会で1月23日24日と広島に脳計測機器を持ち込み、要介護の高齢者の方々がぱちんこ、パチスロ、ブラックジャクをしている時の脳活動を計測。一般に高齢になるほど、認知機能が低下するほど脳活動は小さくなる傾向にあるし、ゲーム系統は慣れれば脳活動が低下していく傾向にあるのだが、いい感じに左46野から9野(背外側前頭前野:脳トレのターゲットとされやすい部位)が活動したのにはちょっと驚いた。パチンコやスロットなどアミューズメントは高齢者にとってこそ、やや機能低下した人にこそ脳トレ的側面が強く出るのかもしれない。
 やはり「楽しさ」「遊び」、アミューズメントは介護事業、介護予防事業の重大なキーだ。なんといっても介護を受ける人も介護する人も楽しそうだった。介護にアミューズメントを導入して明らかに施設の雰囲気が変わったという。見た目にも修行的でないのがいい。
 今日、透析をしている母親の迎えに行った帰りに、広島でのデモンストレーションの話をして確信を強めた。アミューズメントを介護、介護予防に、というのは切実なニーズだ。よく男性からは「チイチイパッパ」なんてやってられないという声はよく聞くが、女性にとってもあの時間が苦痛、つまらないということは特に介護時間が長時間化した今、当たり前に感じることのようだ。まだ終わらないのか。あと何分。介護を受ける者もするものも苦行になってしまう。
 音読、計算、歌、体操もいいけれど、なかなか楽しさが長持ちしない。それを工夫して商売にしてきたのが、ぱちんこであり、スロットであり、アーケードゲーム、ダーツ、ルーレット、ブラックジャック等カジノゲームだ。残りの人生(本当は残りの長さに関係なくだと思うが)、楽しい方がいいに決まっている。いい人生の最後に楽しい時間をというのは当たり前のニーズだと思う。
 広島での「おかえり」「プローバ」「キャリアセンター」のコラボ事業、アミューズメントデイケア、是が非でも成功してもらいたい。みなが楽で生きがいを感じられるシステムを構築して欲しい。すでに介護に来れば地域通貨を与え、それでコインのようになってアミューズメントを楽しめる。それで恩恵も得られる。そういう介護利用動機を高めるモチベーションサポートシステムも考案されているようだ。
 その時キーになるのが、進化したアミューズメント機器であり、アミューズメントを運営してきたノウハウだ。ファン雑誌のありようも参考になる。依存リスクを高めるのではないかと眉をしかめられたあれこれが、高齢者の脳を活性化するためのコツに転化していく。アミューズメント業界が高齢化社会の救世主になるわけだ。
 山口の夢のみずうみ村のユーメ制度(http://www.yumenomizuumi.com/about/peculiarity-06.html)的なものにアミューズメント機器やアミューズメントのプロを混ぜ込もうというわけだ。
 幸いなことに日電協がこうした事業に興味を示し、スロット中の中高年の脳活動調査と、一定期間、スロットトレーニングを行った場合に認知機能の向上が見られるのかの調査を行う。これが大きな流れになってくれるとうれしい。

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