運動しましょう、おさかな食べましょう

いずれもマウスの実験ですが、やはり運動とω3脂肪酸摂取は脳にとって有用なようです。
ひとつめは、高脂肪食をマウスに与え続けるとアルツハイマー病の主たる関連物質のアミロイドβが増えていきますが、アルツハイマー病マウスを使って運動と食事コントロールのいずれがアミロイドβを抑制するかを調べた京都大学の研究。結果、抑制効果は食事コントロールより運動の方が優れており、それは運動によってアミロイドβを分解する酵素ネプリライシンの活性が強化されるためのようです。著者の木下先生はアルツハイマー病予防においては運動を最優先すべきと主張しています。
Exercise Is More Effective than Diet Control in Preventing High Fat Diet-induced β-Amyloid Deposition and Memory Deficit in Amyloid Precursor Protein Transgenic Mice. The Journal of Biological Chemistry, 287, 23024-23033.
もうひとつは、前々から指摘があったものですが魚に含まれるDHAの摂取でマウスの海馬内でDHA増が生じ、海馬シナプス伝達の強化が起こることを確かめたアルバータ大のカノ―らの研究。
DHA supplementation enhances high-frequency, stimulation-induced synaptic transmission in mouse hippocampus. Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism, 10.1139/h2012-062
ま、おさかな食べて運動しましょう。

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