ギャンブル依存と遺伝子

病的賭博(論文では障害的な賭博:いわゆるギャンブル依存)についての遺伝的寄与を双子研究で調べた結果、男女差はなく、分散の49.2%が遺伝的影響で説明される。共有環境(ほぼ家庭環境)影響で説明される証拠はなかった↓。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20530012
ほかの研究でも50-60%くらいの遺伝の影響が指摘されている。病的賭博と関係するとしてドーパミン系、セロトニン系などの遺伝子が指摘されているが、例えば最近の韓国での報告↓ではD1,D2,D3,D4のドーパミン系遺伝子と病的賭博のかかわりは韓国人ではないとの報告もありいまだ特定されていない。相当多くの関連遺伝子があり一遺伝子の寄与は極めて小さいか埋没すると考えられる。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21853233
多因子障害ではよくある現状で、それでもゲノム研究の展開で近いうちに遺伝子からリスク予測ができるようになる可能性はある。知能も70-80%くらいの遺伝の寄与が指摘され、関連遺伝子もいくつか指摘されているが、個々の遺伝子の寄与率は高くて3%程度、似たような状況か?

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