脳の老化、白梅

アルツハイマー病では、脳に老人斑が広範に認められる。これはベータアミロイドの蓄積によるもので、これがタウたんぱくの蓄積を促進し、神経原繊維変化を引き起こす。
一般的な脳の老化でも、βアミロイドは加齢とともに蓄積傾向にあるが、それ以上にタウたんぱくの特に嗅内野(記憶に関係する海馬近く)蓄積がみとめられる。これが普通の物忘れの増加とかかわるのではないかと考えられる。また、タウタンパクの蓄積を促進するのが、GSK-3βなどの酵素。だから、これを阻害すると、アルツハイマー病の進行のみならず脳の老化を抑制する可能性が高いという。
ネズミでは、βアミロイド蓄積が高脂肪食で促進し、ローカロリー食で抑制されることが知られている。有酸素運動や迷路学習でも抑制される。人では、βアミロイドの蓄積が大きいと、高学歴なほど認知機能の低下が小さい。GSK-3βは、同じことを繰り返し思い出す場合に使われているらしいので、しっかり運動して、食に気をつけ、学習的なチャレンジをする、当面、そういうのがよさそう。

別件ですが、白梅学園のみなさん、講演のご感想ありがとうございまいた。まあ、感想書け、とか言われると、褒めざるを得ないでしょうが、うれしかったです。褒められると木に登るタイプなので。

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