依存における「慣れ」と「過敏」

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 ドラッグ、たばこ、アルコールなどの物質依存、ギャンブル、セックス、過食、リストカットなどの行為依存、非虐待、共依存、グループ依存などの関係依存では次の三段階が仮定されている。
1)快である段階:腹側被蓋⇔側坐核、の報酬系(ドパミン系)が活動。
2)慣れが生じ、より強い、または頻度の高い刺激を求める段階:特に側坐核でCREB合成が進み、濃度が高まり、例えばダイノファリン増などによって快が疎外される。
3)刺激に過敏になり渇望が生じる段階:ΔFosBなどの合成が進み、当該の快に対する過敏性が生じる。また、関連刺激でフラッシュバックが生じる。
 以前、ウエノ君に、「パチンコでもっとも気持ちのいいやめ方は?」と聞かれ、気持ちいいときにドーパミン系が活動している、ドーパミン系は意欲やモチベーションを高める系でもあるから、最も気持ちいいときは最もやめられない時、だから「快感トップ切り」は無理、と答えた。
 しかし、上記の段階でならいえないこともない。2)の段階では快が減少するが、ここで快注入をやめれば数日でCREB濃度が低下する。すると3)のΔFosB合成がすすみ、過敏になる。であるから、ほぼパチ依存の人がニ三日パチをがまんしてやめ、うって出ればかなり気持ちいい、はず。
 図は、三木直正「薬理学電子教科書(上)」より引用

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