「はげひげ」の脳的メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS スマホ依存得点はタイプA行動特性で高まりやすく、うつ、不安スコアで予測できる

<<   作成日時 : 2017/09/10 12:24   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 レバノン・Notre Dame University-LouaizeのJocelyne Matar Boumoslehらは、大学生688人(平均年齢:20.64±1.88歳、男性:53%)についてスマートフォン依存尺度(Smartphone Addiction Inventory:SPAI)、うつ病および全般不安症の2つの中心的なDSM-IV項目を構成する簡潔なスクリーニングPHQ-2およびGAD-2、および性格、ライフスタイル等を調べた。
 その結果、深夜のスマートフォン使用によって日中の疲れを感じる人35.9%、睡眠の質が低下した人38.1%、スマートフォン使用により睡眠時間が4時間未満の人35.8%だったそう。
 性別、居住地、週の労働時間、学部、学業成績、生活習慣(喫煙、アルコール摂取)、宗教は、スマートフォン依存得点と関連が認められず、タイプA行動特性(負けず嫌い・競争心が強い、成功欲・出世欲が強い、一生懸命・熱心
せっかち・短気、常に時間に追われている傾向)、スマートフォン使用開始年齢の低さ、平日の過度な使用、家族への電話に使用することなく娯楽のために使用する傾向、うつや不安症の傾向を有する、が有意に関連したそう。
 うつ、不安症傾向のスコアは、交絡因子で調整した後でも、スマートフォン依存傾向の独立した正の予測因子であったそう。タイプAの若者が、高ストレスや低気分を経験すると、ストレスに対処するメカニズムや気分をコントロールするスキルが不足し、スマートフォン依存に非常に陥りやすい可能性があると著者は述べている。
 こういうのが日本で紹介されるとき「スマホ依存症は・・・」と紹介される。あくまで尺度得点との相関の研究で、どこからが「症」といった議論はしていないのに。これは、インターネットゲーム障害でも同じ。その尺度得点の議論が「症」の議論にすり替わり、かつ軽度以上≒重症例、さらにs「生涯のどこかで」が「今」にすり替わる。
 「依存」話では、軽度、中程度、重度、のどこを議論しているのか、それは今の症状か、かつての症状か、区分けしないとダメ。とくにギャンブリング、インターネットゲーム、スマホ等の行為の依存では、自然軽快、回復率が非常に高い(8割程度)ので。
Depression, anxiety, and smartphone addiction in university students- A cross sectional study.
PloS one. 2017;12(8);e0182239. doi: 10.1371/journal.pone.0182239.
Jocelyne Matar Boumosleh, Doris Jaalouk

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
スマホ依存得点はタイプA行動特性で高まりやすく、うつ、不安スコアで予測できる 「はげひげ」の脳的メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる