「はげひげ」の脳的メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS イメトレで筋力低下を抑制?

<<   作成日時 : 2017/05/06 20:36   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 最近、興味深い研究が、米オハイオ大学の研究グループから報告されました。29人の被験者を2つのグループに分け、利き手ではない方の手首と手をギプスで固定します。
 そして14人には、研究者らが「手を使って強く押す」「腕に強く力を込める」などと指示をしてその動作をイメージしてもらいます。5秒間、この想像をし、5秒間、休憩します。これを交互に13回繰り返すのを1セットとし、これを4セット、1分間の休憩をはさんで行います。このイメージトレーニングを週5日、4週にわたって行ってもらいます。この時、実際に筋肉が動いていないこと(イメージだけであること)を筋電図で確かめておきます。
 残りの15人はこうしたイメージトレーニングは行わず、たんにギプスで固定された4週間を過ごします。
 4週間後、ギプスで固定された15人の筋力は45%低下したのに対し、イメージトレーニングをした14人の筋力低下は23%にとどまったそうです。
 筋力を鍛える、または筋力の低下を防ぐというと、「筋肉」をどうこうすることだけが頭に浮かびがちですが、実際は、筋力の強弱は筋肉などの生理学的側面だけではなく、物理的な長さなどの解剖学的側面や、脳・神経組織的な神経学的側面で決まってきます。特に自分の意志でコントロールできる随意筋(骨格筋など)は、神経学的側面が強いので、今回実験が計画され、また、筋力低下の抑制にイメトレが役立つといった結果が出たわけです。
この研究から、二つの示唆が得られます。ひとつは、もしお子さんが骨折などでギプスをする羽目になったり、肉離れなどでトレーニングができないとき、イメトレした方がよさそうだということです。サッカー選手ならシュートでの筋肉の動きをイメージしたり、ドリブルをイメージすることで、筋力低下が抑えられるかもしれないわけです。もうひとつは、イメージトレーニングは単に脳・神経系のトレーニングではなく、筋肉系へのトレーニングにもなりうるということです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
イメトレで筋力低下を抑制? 「はげひげ」の脳的メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる