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トラウマを思い出しながら、ソシャゲはトラウマ軽減?
 記憶は呼び起こした時に不安定化して、記憶に変容が生じたり、強化されたりすると考えられています。  ↓の実験では、被験者に事故シーンなどトラウマにつながるようなフィルムを見せます。その後、テトリスを行うと、行わなかった人に比べて、翌日、一週間ごととも、トラウマ的にシーンをフラッシュバックする回数が減っていたそうです。追加の実験で、トラウマにつながる記憶を呼び起こしながらテトリスを行うのがもっともフラッシュ的に思い出す回数が少なくなることも示しています。  トラウマ記憶は多く画像的な記憶で、そ... ...続きを見る

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2017/03/31 02:22
自閉症スペクトラム障害の社会性回復には腹側被蓋野がかかわる
 自閉スペクトラム症における社会性の低下を回復させるにはCbln1の発現を増加させればいいのかもしれないという研究。  自閉スペクトラム症では一部の患者にてんかん発作がよく見られる。この経路として、15番染色体の15q11&#8211;13の重複がUBE3A遺伝子のコピーを余分に持たせる。Ube3aが過剰だとてんかんが起きる。UBE3Aは脳の様々な場所で発現するが、快感にかかわる腹側被蓋ではCbln1の発現を低下させており、これを回復させるとUbe3aが過剰でてんかん発作を起こすマウスの社会性... ...続きを見る

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2017/03/24 00:52
うつ病のスクリーニングとその後のケアサポートが自殺率を低下させる
 うつ病のスクリーニングとその後のケアサポートはやはり自殺率低下に効果を示すようです。↓は青森県立保健大学の大山先生らの研究。うつ病のスクリーニングとその後のケアサポートを行っている自治体と、そうでない自治体の住民について、年齢、性別を一致させた準実験的な調査を行ったところ、実施前後の4年間で、うつ病のスクリーニングとその後のケアサポートを行っている群は43%自殺率が低下しており、レスポンスをした人もしなかった人も自殺率は低下していたとか。著者らは「自殺予防のためのうつ病のスクリーニング介入は、... ...続きを見る

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2017/03/20 19:35
双極性障害の自殺企図は混合期とうつ病エピソード期
 双極性障害(BD)はそう状態とうつ状態が繰り返されたり、その混合状態が続いたりする障害で、「うつ」の仲間のように思われがちですが、遺伝子解析では異なる疾患と考えられ、治療薬も異なっており、双極性障害なのか、うつ病なのかの見極めは極めて大事です。  ↓は双極性障害と自殺企図の関連を長期前向きコホート研究で明らかにしたもの。BD-I、BD-II患者191例を対象に、ライフチャート法を用いて追跡した結果、718患者年当たり90件の自殺企図が発生、混合状態で正常状態より120倍以上の自殺企図があり、... ...続きを見る

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2017/03/20 13:52
ブロッコリーの新芽(スプラウト)で肥満予防?
 ブロッコリーは北海道が出荷量ナンバー1ですが、私の地元、長野県も5位、原村などでも作られています。このブログでは以前、「自閉症スペクトラムにブロッコリーの芽からの抽出物から作ったスルフォラファンが効果」(http://higeoyaji.at.webry.info/201410/article_8.html)という研究を紹介しましたが、↓は金沢大の研究。脳・肝インターフェイスメディシン研究所というなるほどそう進めているのかという名称の研究所の太田先生らのチームからの論文。  カゴメ株式会社と... ...続きを見る

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2017/03/20 13:10
野菜や果物をジュースにするのは?抗酸化サプリは?ココナッツオイルは?グルテンフリーは?
 米国心臓病学会(ACC)生活習慣・栄養作業部会のAndrew Freemanらのレビュー。 ・野菜や果物をジュースにする「ジューシング」は、ビタミン、ミネラルなど一部の栄養素の吸収率を向上させるが、繊維質や他の栄養素は除去される。カロリーが濃縮されるが、満腹感が小さく食べ過ぎにつながりやすい。 ・高用量の抗酸化サプリメントを飲むことは、抗酸化物質を豊富に含む食品を食べる以上の効果は得られない。 ・ココナッツオイルは健康に有害な飽和脂肪を多量に含んでいる。不飽和脂肪の含まれるオリーブ油やサ... ...続きを見る

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2017/03/13 00:56
糖尿病での認知症リスク上昇は、高血圧、脂質異常では増幅しないらしい
 糖尿病、高血圧、高脂血症は認知症のリスクを高めることが知られていますが、たとえば糖尿病で高血圧、高脂血などが併存した場合、認知症のリスクがさらに高まるかは不明でした。  ↓は台湾の2000〜2002年に新たに糖尿病と診断された10316人と同時期に糖尿病でなかった41264人を比較した後ろ向きコホート研究。糖尿病コホート、非糖尿病コホートとも、高血圧または高脂血症の有無で4郡に分け比較した。  結果、糖尿病コホートは非糖尿病コホートに比べて認知症リスクが1.47倍高かった。糖尿病コホート内... ...続きを見る

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2017/03/12 02:10
音楽の快感にも脳内麻薬系がかかわる(当たり前)
 アルコール使用障害、ギャンブリング障害では、オピオイド(内因性麻薬)系の関与が考えられ、ナルトレキソンやナメルフェンといった麻薬拮抗薬(オピオイド系遮断薬)が、アルコール使用障害の治療薬として多くの国で認可されており、ギャンブリング障害でも有効ではないかとの指摘が時折ある(Hodgins DC et al. Lancet, 2011)。そしてこういう言い方をするとオピオイド系はおどろおどろしいもの、特殊な作用系と思われがちだが、実は日常の正常な快感もこのオピオイド系に支えられている。  ↓は... ...続きを見る

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2017/03/12 01:55
ああそうですか、痩せようとする人が減ってるんですか。
 1988年から2014年の米国のデータによれば、太りすぎまたは肥満成人で「痩せよう」としている人の割合が、1988〜1994年には56%だったのが、2009〜2014年では49%に低下していたとか。肥満の有病率が高い黒人女性の体か割合が大きく、66%から55%に低下していたとか。  一般にダイエットは失敗するので、あきらめが多くなるのもいたしかたないか(そうやって、ダイエット後のリバウンドが一年も持続してしまうわけだ・・・・ http://higeoyaji.at.webry.info/2... ...続きを見る

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2017/03/10 22:58
チャウセスクの子どもたち、その後
 オープン論文なので読んでいただければわかりますが、ほんとチャウセスクの罪は重い。  チャウシェスク政権下のルーマニアでは、生後すぐに親から子供を引き離し(deprivation)、ろくな養育を行わずに施設で過ごした子どもたちがおり、その子たちはその後、英国などで養子として引き取られて育てられました。この子たちのその後を、英国のふつうの養子と21-25歳くらいまで追跡調査したもの。  結果、引き離し期間が6か月が重要なラインらしく、6か月以上の高度の引き離しは、自閉症スペクトラム障害、対人交... ...続きを見る

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2017/03/02 02:07
薬物で脳が〜となるのか、脳が〜だと物質使用障害に脆弱性を持つのか。後者ルートを示したパネル調査。
 このブログはギャンブリング障害に触れることが多いので、このような冒頭にします。  Reuterらが指摘したギャンブリング障害での中脳辺縁報酬システムの活動低下は、単にギャンブリングの結果ではなく、そもそもそのような脳活動の低下を持つ者がギャンブリング障害になりやすいということを示すものでもある可能性が示された。  ↓は物質使用障害、嗜癖性障害との関連がしばしば指摘されている新奇探索傾向を示す男女200人ほどを14歳から16歳まで追跡調査したパネル調査。14〜16歳では物質使用の問題がない被... ...続きを見る

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2017/03/02 01:32
アミロイドβ依存の記憶障害ばかりではない、他のルートの対応も必要
アルツハイマー病の治療候補薬は理屈上は効きそうにもかかわらず大規模に効果を示すべき第三相無作為化試験でつまづくケースが多々あります。もしかするとなぜそうなるのか、その理由の一端となるのかもしれない研究が報告されました。  アルツハイマー病ではアミロイドβが蓄積し、アミロイド斑を形成します。またアミロイドβと記憶障害の関係も明らかになっています。しかし、アルツハイマー病のモデルマウス、TgCRND8では、アミロイド斑形成前に記憶障害が生じ、これはアミロイドβ依存的なものもあれば、β-CTF等の... ...続きを見る

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2017/03/01 23:28

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「はげひげ」の脳的メモ 2017年3月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
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