「はげひげ」の脳的メモ

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<<   作成日時 : 2007/08/31 01:57   >>

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「脳トレ」、
正確には、
シノハラ教授の
年をとるほど「頭」がよくなる「脳トレ」
という本が9月半ば講談社から出ます。運動系脳トレ、「脳トレ・キャンプ」DVD付です。おもいっきりで一緒にやってもらっているASPOさんに協力していただきました。いい出来です。健康講座とか、何かの集まりのオープニングとかで使えると思います。
題名はある意味えぐいですが、下記が「おわりに」です。そういう思想でやっているつもりです。

おわりに
定年までは身体に気を使い、定年後は社会貢献
スウェーデンのカロリンスカ研究所の二つの研究を並べてみます。
ひとつは中高年を20年追跡して、認知症のリスクを計算したもの。
それによれば、認知症のリスクは、高血圧、肥満、高コレステロール、運動不足。
認知症の予防は、食事に気を使い、運動をすること。結局、生活習慣病予防、メタボリックシンドローム予防がそのまま認知症の予防につながっていきます。
もうひとつは、高齢者を6年間追跡したもの。
認知症になりにくいのは、日常的に運動をしている人、日常的に頭を使っている人、そして社会参加している人です。

定年までは身体に気を使い、定年後はボランティアなど地域社会に貢献する。今、日本が人々に提示している生き方が、そのまま認知症予防につながる生き方です。
 超高齢化社会がすすめばすすむほど、身体を動かすこと、頭を使うこと、社会に参加することの意味が、確実に強調されていきます。そして、そのためのあの手この手が、国や地域社会や企業から提案されてきます。
 この本も、あの手この手の一つです。運動すること、頭を使うこと、コミュニケーション。その意味を強調し、なんとか日常に生かしていただくために、運動と頭を使うことを合体させた「脳トレ体操」を考案し、DVDもつけました。
 あなた自身を、世のため、人のために生かし続けるために、ぜひご利用ください。

ボケたっていい、寝たきりだっていい
 その一方で、このことだけは忘れないでください。

 人はボケたっていいし、寝たきりだっていい。

 人はどんなにあがなったところで、いずれ死を迎えます。そのとき、寝たきりが長く続いていることもあるでしょうし、認知症であることもあるでしょう。
 ピンピンコロリが理想だと、目をそらしてみても、人の最後はエレガンスでないほうが普通です。身体が利かなくなり、頭が働かなくなり、家族や社会に迷惑をかけ、ぐちゃぐちゃになって死んでいくのが当たり前です。
 それでも、人はボケたっていいし、寝たきりだっていいのです。
 最後に社会に迷惑をかけてもいいぐらい、わたしたちは社会を支えてきています。ただ生きてきただけでも、社会に迷惑をかけまくってあっちの世界にいってもいい程度の権利はあります。
尊厳などなくとも、わたしたちの死は尊厳に満ちています。

健康であろうとするとき
 健康であろうとするとき、わたしたちは、不健康を嫌い、寝たきりをおそれ、認知症をおそれ、そうして必死で健康行動をとって行こうとします。日々の生活が、生活習慣病や認知症に強くかかわることが明らかになればなるほど、日々の努力は、拒絶を生み、軽蔑を生み、排除を生み出します。
 
 ボケたっていい、寝たきりだっていい。
ボケた人も、寝たきりの人も、結構好きだ。

 超高齢化社会を生きるということは、最低限、このことを腹に据えて生きることです。その上で日々の努力を重ねる、そのエレガンスをみなさんに求めます。

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